2014年10月31日金曜日

boutique nicole Wool Jacket

小林由紀夫デザインのmonsieur NICOLEを紹介してきましたが
もう一人の重要なデザイナーを紹介します。

当時のNICOLEグループレディースブランドboutique nicole率いる
中島伊津子です。

詳細はあえて語りませんが不幸な運命をたどってしまいました。

松田光弘先生(この方とタケ先生二人が日本で先生と呼ぶに相応しいと感じます)
からブランドを任され発展させた功労者と言えるでしょう。



ハウンドトゥース基調のウールジャケット
ユニセックスにて左前なのと
当時はビックシルエットが多かったので
レディースだとフィット感が良く
重宝しました。



襟ラベルデザインを見ても凝った意匠が期待できます




ボタンのデザインは惚れ惚れします






70年代よりのブランドロゴ
ITSUKOのネーミングが付くのが目印です



台場の造りはメンズ同様ていねいです

チェック柄の裏地、生地とのコントラストが秀逸です



アップで見るとネップ入りの複雑な造りの生地がわかります


襟裏の仕上げも手抜きありません


2014年10月14日火曜日

monsieur NICOLE Nep Wool Suit

モノトーンにてクラシックな雰囲気のスーツです
同シリーズのコートもあった気がします




シンプルですが黒地に白いネップが印象的です





ざっくりとした厚手の生地


台場の仕立ても丁寧です




ボタンにも手抜きはありません




当時は主流だったタック入りパンツ



ハイウエストのデザイン



裏地の創り・サスペンダーボタン、流石です

アジャスター付きです







アジャスターバンドのカラーデザインに拘りを感じます