小林由紀夫デザインのmonsieur NICOLEを紹介してきましたが
もう一人の重要なデザイナーを紹介します。
当時のNICOLEグループレディースブランドboutique nicole率いる
中島伊津子です。
詳細はあえて語りませんが不幸な運命をたどってしまいました。
松田光弘先生(この方とタケ先生二人が日本で先生と呼ぶに相応しいと感じます)
からブランドを任され発展させた功労者と言えるでしょう。
ハウンドトゥース基調のウールジャケット
ユニセックスにて左前なのと
当時はビックシルエットが多かったので
レディースだとフィット感が良く
重宝しました。
襟ラベルデザインを見ても凝った意匠が期待できます
ボタンのデザインは惚れ惚れします
70年代よりのブランドロゴ
ITSUKOのネーミングが付くのが目印です
台場の造りはメンズ同様ていねいです
チェック柄の裏地、生地とのコントラストが秀逸です
アップで見るとネップ入りの複雑な造りの生地がわかります
襟裏の仕上げも手抜きありません